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旅の目的をよく考えてから旅に出かけ、旅の記録を残す方がよい理由。

更新日:2023年11月5日

【何処へ行くよりもそこで何をするか、何をしたかが大切です】


さかのぼるほど、約1400年前 遣隋使が中国の技術や制度を学ぶために船に乗り中国へ渡りました。その後遣唐使も中国へ渡り多くの目的を胸に秘め中国を目指しました。

今では想像もつかないほど苦難が次々と襲う旅であったと思います。

お伊勢参りや富士登山も、誰が聞いてもとてもわかりやすい目的で旅へと出発しました。

「旅」は出発した地点に戻ることで完結します。出発地点に戻らないと「旅の途中」ということになります。もちろん移住先へと旅をしながら向かうということもあるでしょうが、とても稀のケースであると思います。

現実の世界(日常生活の場)からいつもと違う非日常生活を味わいに出かけ、再び現実の世界(日常の世界)へ戻り帰れることを前提に旅立つのです。

今の時代、帰れるかどうかわからない旅に出る人は、よほど危険を伴う行先でないかぎり、とてもレアーケースといえるでしょう。

つまり、「旅の始まり(出発)」があって「旅の終わり(到着)」があり、出発と到着の間は「旅の道中」であって、ここに旅に出るための目的がたくさん詰まっているのです。

ですから旅の目的は、より具体的で目的に関する知識を事前に準備しておいたの方が目的を達成するために充実できることは間違えありません。

そして、旅から戻り、旅で得た多くの物の中で旅の目的に合致した物を整理し振り返りながら記録を残すということで、記憶に留める貴重な旅になることでしょう。

旅を記録に残そうという思いは、写真や動画、紀行文、スケッチ、入場したチケットの半券、旅の記念の品など、記録するのに使いたいものを積極的に集め整理します。

その思いが有ると無いとでは、旅の道中の行動が変わります。写真を撮り画像で残すこともいい加減になり、観光したとしても通り一遍で何となく見て廻る、それでは時が経つと旅の感動も薄れ何処へ行ったかさえ思い出せない結果になってしまいます。

何処でもよいから旅に出るという目的だけならばそれでもよいのですが、それなりの旅費と時間を掛けたわりにはという思いが浮かんでくることでしょう。

「旅の目的を明確にし目的を達成する為の事前準備(調べる)と記録を残す」という行動で、より感動し目的の達成感がある感動した満足できる旅を実現できるのではないでしょうか。

「傷心を癒したい」「やりたいことを見つけたい」「自分を見つめなおしたい」などの目的で旅に出ても、旅が終わりに近づいているにも関わらず、満足できる達成感が得られないことが多いことでしょう。

しかし、旅の記録を残すということも旅の目的の一つと考えて旅に出ると、旅から戻り旅の記録を整理していると、旅の記憶が蘇り旅の道中では思いつかなかった事が思い浮かび、旅の本来の目的を達成させることが出来る可能性もあります。

ぜひとも、旅の目的を考え、事前に準備し、旅の体験・感動を記録に残すことで、必ず旅に出ることで成長した自分を感じることでしょう。

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旅の目的を考え、旅の記録を残すことで充実した旅へ


 
 
 

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